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涼宮ハルヒの憂鬱 3 限定版涼宮ハルヒの憂鬱 3 限定版
出演:
角川エンタテインメント
発売日 2006-09-22
オススメ度:★★★★★


『涼宮ハルヒの憂鬱』のテレビ放送が終わってしまった憂鬱。 2006-06-05 『涼宮ハルヒの憂鬱』はテレビ放映では時系列に添った放映ではなかったが、DVDでは時系列に添って収録さ
れるらしい。(一部添わないところもあるようだが。)

テレビ放映     時系列      DVD収録
 1話       11話        0巻
 2話       1話         1巻
 3話       2話         1巻
 4話       7話         4巻
 5話       3話         2巻
 6話       9話         5巻
 7話       8話         4巻
 8話       10話        5巻
 9話       14話        7巻
 10話       4話        2巻
 11話       13話        6巻
 12話       12話        6巻
 13話       5話        3巻
 14話       6話        3巻

以上のようになるようだ。
「朝比奈ミクルの冒険 Episode00」は時系列では11話にあたる。すなわち「孤島症候群後編」と「ライブア
ライブ」(学園祭当日の話)の間に入るようだ。
この3巻にはテレビ放映のラスト2回、13・14話が収録される模様。
テレビ放映順に見るのと、時系列に添って見るのとどちらが味わい深いのか、見る人それぞれ思うところはあろ
う。時系列を敢えて崩したテレビ放映も魅力的だったのは確かで、特に後半9話以降はたたみ込むような面白さ
だった。最終回を考えてみると、時系列では、肌寒い晩秋の長雨に一本の傘を取り合うように坂道を下るハルヒ
とキョン。そんな何気ない日常の一コマで物語を閉じるのも味わいがある。テレビ放映順なら、夢とも現実とも
つかない世界崩壊の危機という一大事を乗り切って、ハルヒやキョンその他SOS団の団員たちのメンタルにほ
んの少し変化の兆しと、その関係もより確かな信頼で結ばれたことを示唆して終わる。こちらもまたイイ感じで
ある。時系列に並べるというのは自然で当たり前なわけだが、敢えてそうしなかったテレビ放映時の並びを予め
想定して各話作られていたのかと思える上手い構成に、テレビの最終回を見終えて改めて感心してしまった。
まさかSOS団の正式名称が途中で改められていようとは、お釈迦様でも気が付くまいよ。
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