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リトル・マーメイド プラチナ・エディションリトル・マーメイド プラチナ・エディション
出演:アラン・メンケン
ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
発売日 2006-10-04
オススメ度:★★★★★


海の世界に住む人魚アリエルは人間を助けたことを機に、魔女の力を借りて言葉を失う代わりに2本の足を得て、陸の世界へおもむくが…。ご存知アンデルセンの名作童話『人魚姫』を原作にしたディズニー長編アニメ。原作では悲劇に終わるのをここではハッピーエンドに変更するなど、徹底して娯楽色を強めて従来のディズニー・アニメからの脱却を図り、新たな時代を築く礎となった記念碑的作品でもある。ミュージカル仕立てなのは従来と同じだが、その楽曲はアラン・メンケン作曲、ハワード・アシュマン作詞によるレゲエ調ものであったりと、全編ポップに明るく弾けたリズムとメロディが実に心地よく、アカデミー賞作曲賞および主題歌賞を受賞したのも大いに納得といった出来栄えである。ヒロイン、アリエルによる青春ファンタジーとしてのテイストも当時のディズニーとしては斬新なものであった。(増當竜也) 単独で考えるなら高評価 2006-08-02 ディズニー作品らしい、ロマンスと冒険に満ちた、ハッピーエンドの作品。原作を踏まえた上で、「もしもアンデルセンの人魚姫がハッピーエンドになったなら」という認識で観るには、またとない良作だと思う。
だが、アンデルセンの人魚姫は、悲劇であったが故に物語の教訓や意義があったのではなかろうか。だからこそ、長い年月をかけて語り継がれてきたことは間違いない。
そこで残念なことは、ディズニー作品の仕上がりのよさ故に、原作よりもディズニー作品の人魚姫を評価する傾向が見られることだ。悲劇よりもハッピーエンドをと考える親によって、こちらの作品を正統な人魚姫として子供に見せるのは、古典童話軽視の最たるもののようで、嘆かわしい。
娯楽作品としては、非常に高いクォリティは、ディズニー作品ならでは。歌も素晴らしく、本格ミュージカル映画としても楽しめる。
だが、それでも、この作品を見るのならば、原作の人魚姫の内容と教訓と価値を認識した上で、もしもハッピーエンドになったならという点に興味を覚えた人にこそ、観て欲しいと考える。
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